クレジットカードは諸刃の剣?
危険性

クレジットカードを持って、大人への第一歩を踏み出す方へ。

使い過ぎに注意とか、ご利用は計画的にとか、テレビCMでもウェブサイトでも広告でも良く目にするこの言葉。もしかして他人事だと思っていませんか?

みんな最初はそう考えています。自分には関係ない。お金を借りてもすぐ返す自信があるし、自分の返済能力以上の買い物や借金はしない、と。

だけど現実はそうじゃありません。
毎年のように多重債務者がたくさん発生しているのです。

現在消費者金融などの無担保無保証借入をしているひとの人数は、1500万人、そのうち5社以上の借り入れをしている多重債務者は50万人、延滞情報、つまりブラックリストに入っている人は400万人と借り入れをしている3人に1人がそれ以上借り入れができない人であると考えることができます。

多重債務者になるかどうかはともかく、約30%の確率であなたも延滞経験者の仲間入りをする可能性があるのです。
自分は大丈夫!と思っている根拠にそもそも裏付けがないのです。

確かにクレジットカードを持った数か月間、多くの人は普通の使い方をします。
収支のバランスを考えた使い方をするんですね。

でもカードの扱いに悪い意味で慣れ、借金することに慣れてしまうとだんだん感覚がマヒしてきます。
利用限度額が自分の収入に見合わないほど大きな額で設定されているとなおさら危険です。

返済がだんだんきつくなっていき、貯金もできなくなってくると、いよいよ延滞がすぐそこまで迫ってきます。
いままでクレジット機能だけ使っていたものを、返済が苦しいためキャッシング機能を使って補てんするようになった瞬間、
あなたは借金をするコツを覚えたといっても過言ではありません。

いうなれば自らを滅ぼす呪文を覚えたと言い換えてもいいでしょう。
いったんこの呪文を覚えてしまったら、忘れるのは簡単ではありません。
今度はキャッシング枠とショッピング枠両方で借金を返す生活が始まります。

もし収入が支払いに満たなかったら、キャッシング枠で補てんするしかない(実際そうではないので早目に親などに相談を)と思い込み、
自分で何とかしようとするのです。キャッシング枠もやがて潰え、ついに延滞者の仲間入りに。

3人に1人が延滞経験をもつ現実が、簡単に起こり得ることがご理解いただけたでしょうか。
クレジットカードの契約は慎重に。

 

 


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