ポイント移行でお目当ての商品をゲット
ポイント移行も視野に入れたカード選びを
「クレジットカードの魅力といえばポイントが貯まること」という方も多いでしょう。コツコツ貯めたポイントで好きな商品をもらったりキャッシュバックに使ったりと夢が広がりますね。中には、ポイントのためにクレジットカードを使っているなんて方もいると思います。今や、ポイントで手に入れられない物はないと言ってもいいくらい、各社が豊富な商品やサービスをラインナップしていますが、それでも自分が貯めたポイントではお目当ての商品が見つからないということもあると思います。そんな時に便利なのがポイントの移行です。もちろん、貯めたポイントをそのまま使えるというのが理想的ではあるのですが「せっかく貯めたけれど使い道がない」というようなときに、ポイント移行をすればポイントを無駄にすることが無くなります。
ポイントの移行とは
ポイントの移行とは簡単に言うと、例えばA社のクレジットカードで貯めたポイントをB社のポイントに移し変えるということになります。ほとんどのクレジットカード会社が、このポイント移行サービスを展開していますが、可能な移行先は各社まちまちでその組み合わせは多岐にわたります。また、A社からB社の移行もB社からA社への移行も可能という場合もあれば、A社からB社の移行は可能でもその逆はNGといった場合もあり、クレジットカードを作る際にはそういったポイントの移行のことも考えて選ぶと後々後悔するということもないでしょう。どのポイントがどこに移行可能なのかは、それを紹介しているホームページや携帯のアプリなどがありますからそちらを参考にするのをおすすめします。
ポイントの移行の注意点
ポイントの移行には、いくつか注意することがあります。
まず、ポイントの移行を申し込んでから実際に使えるようになるのには、ある程度の日数がかかるということ。
移行先によって差がありますが、数日程度から数週間ほどかかると思っていてください。
場合によっては、A社→B社よりもA社→B社→C社のほうが早く移行できるというパターンもありますから、移行にかかる日数なども調べておくと便利です。

次に、ポイントを移行するのに手数料がかかる場合があるということです。
これも移行先によってまちまちですが、マイルへの移行などでは年間○○円という場合が多く、
他には移行ポイントの○○%が手数料としてかかるということもあります。もちろん手数料がかからないこともあります。

そして、ポイントの移行レートにも注意が必要です。
移行レートとは、簡単にいうと自分の持っているポイントが移行先では何ポイントになるのかという割合のことをいいます。
移行先も貯まっているポイントの種類も同じなのにクレジットカードの違いによって、移行した後のポイント数に差がでてくることがあるのです。
驚くほどの差が出ることはあまりありませんが、少しでもお得にポイント移行をするのであれば、こちらも考えに入れておいた方がいいでしょう。

最後に、ポイント移行とは少し話がそれますが、ポイントの付与率と還元率について少し触れておきます。
付与率とは、1ポイントを獲得するのに使う金額の割合で、還元率とは、1ポイントが何円に相当するのかという割合です。
例えば、1,000円で1ポイントなら付与率は0.1%で、100円で1ポイントなら付与率は1%ということになります。
単純にこれだけを見ると、100円で1ポイントの方が10倍お得に感じますが、
実は、ポイントのお得度を見る場合に付与率よりも次に紹介する還元率の方が重要になってくるのです。
例えば、1,000円で1ポイントの付与率0.1%で1,000ポイントが貯まり5,000円分の商品と交換した場合、還元率は0.5%になります。
100円で1ポイントの付与率1%で5,000円分の商品と交換するのに20,000ポイントが必要だとすると、
還元率は0.4%となり付与率0.1%の方がお得ということになります。

これは、あくまで例えであって必ず付与率0.1%の方がお得になるというわけではありませんが、
1ポイント獲得するのにかかる金額が低いからといって必ずしもお得だとは言えないということです。
還元率は、ポイントの移行先によっても変わってきますので、そのあたりの見極めも必要になってくるでしょう。
ポイントの使い道が広がる
自分の持っているクレジットカードのポイントでは欲しいものが見つからないといったときに、ポイント移行をすればポイントの可能性がグッと広がります。
移行先によってはお得になることも
移行先の還元率や交換レートによってはかなりお得になることもあります。ホームページなどのチェックをまめに行いましょう。
ポイント移行には日数がかかります
2~3日で移行できることもありますが、数週間かかる場合もあります。複数のポイントを経由したほうが早い場合もありますので、移行にかかる日数のチェックも忘れずに。
手数料がかかることも
手数料によってお得感が薄れてしまうこともあります。場合によってはギフト券などに交換してしまったほうがいいかも。
付与率よりも還元率が重要
最終的には還元率がお得度を左右するといっても過言ではありません。ポイントの移行先には、同等かそれ以上のところを選ぶようにしましょう。
コピーライト